まんがきっさに行きたい

先日、ケーブルテレビをザッピングしていたら、「ここはグリーン・ウッド」のOVAを放送していた。

アニメを見るのは初めてだったが、原作コミックは高校生の頃に友人に借りて読み、大いにはまった作品である。うっわー懐かしいーと思い、最後までがっちり見入ってしまった。十数年読んでいなかったはずなのに、登場人物の名前、状況、人間関係を即座に思い出す自分の頭に驚いた。もうちっと有益なことにメモリを使ってほしいものだ。
放送終了後も、頭はなつかしモードに入ったまま。同時期に読んでいた少女漫画のことが走馬灯のように思い出され……そのまま死ぬかと思った。(これを本末転倒と言う。)


そんな訳で、もう一度読みたい一昔前の少女漫画。
ここはグリーン・ウッド」(那州雪絵
ぼくの地球を守って」(日渡早紀
「ロマンスの王国」(松苗あけみ
特に最後まで読んでいない「ぼくの〜」は気になることひとしお。


しかし、家の中に決壊しつつある本棚を抱える身としては、24冊(6+12+6)もの書籍を一気に増やすことに抵抗がある。
古本で買ってすぐ売れば……と思ったが、結局手放せなくなる自信がある。
そこで、堅実な私はまず地元の図書館を当たった。
……なかった。
ドラゴンボールONE PIECEシティハンターはあるのに何故だ。なんでジャンプ系ばっかなんだ。
となると、ここで行くべきはいわゆる「漫画喫茶」である。ちょうど、近所の商店街に24H営業の店がある。
しかし、敷居が高い。2Fにある店舗だから……という意味ではなく、なんとなく抵抗がある。別に阿片窟みたいな所だとも、怪人のアジトのような場所だとも思っていないのだが。ただ根拠無くコワイ。我ながらアホだなあ、と情けなくなる。
読みたし怖し。行きたし恐ろし。
さあ、どうしよう。