2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたにオススメする物語

今年、私が読んだ本の総数は(だいたい)90冊。再読は含まず、今年初めて読んだものに限り、出版年は問わない。 中身は玉石混交ではあるが、全体的に「アタリ」が多い年であったように思える。特に、何を読めばいいか分からぬ「読書スランプ」に陥った際にい…

ねむねむクッション到着

9月に注文していた猫用クッション「ねむねむルシャ」がようやく届いた。 何せ、今までに買った高価な猫用グッズにことごとくそっぽを向いているうららである。これも気に入ってもらえないかも……と若干の不安を抱きつつ、うららさんに差し出してみる。どうか…

謎のシンタさん

昨日、久し振りに会う友人二人と忘年会を楽しんだ。6年程前に英会話スクールで出会ったのが縁の始まりだが、クラスメートだったのもさほど長くはないし、ここ数年は年に1、2度会うのがやっとなのに、何故か集まると話が終わらぬほど盛り上がってしまう。 一…

うらねこの一年

7月、うららは3歳になった。しばしば「猫の○歳は人間に換算すると○○歳」とか聞くが、はて3歳はどの程度になるのだろう? 探してみた所、こんなページがあった。 猫の年齢の換算法〜斉藤式

ジーヴズの事件簿 P・G・ウッドハウス選集1

ジーヴズの事件簿 P・G・ウッドハウス選集1P.G.ウッドハウス 岩永 正勝 小山 太一 文藝春秋 2005-05-27評価 by G-Tools , 2006/10/13 最近読んだ「北村薫のミステリー館」に、北村薫と宮部みゆきの対談が収録されていた。北村薫のミステリー館北村 薫 新潮社…

サンキュー

さて、年明けから「産休」である。しばらくは朝五時半に起きてめざましTVを見る必要もないのね。中野美奈子の、アナウンサーとは思えぬカミカミ具合に茶々を入れることもないのね……と感慨深い思いである。 「産休」は労働基準法65条で次のように定められてい…

クリスマスにはヴァイオリンを

私は音痴である。絶対音感がないのは当然として、楽譜を見てメロディーを取り出すことができず、ポーンと一つ鳴らされた音を聞いてもそれがドなのかファなのかの区別もできない。正直、全部「ド」に聞こえる。楽器も何一つ演奏できない。カスタネットとトラ…

TITLE「完全無欠のミステリー!全280冊」

家人が「おみやげ」で買って来てくれた雑誌である。「年末年始に読みたいミステリー大全」という副題が付いている。そうそう、年末年始は大掃除よりもおせち料理よりもミステリだよね。当然、購入者はそれを承知してくれているに違いない。大丈夫!ちゃんと…

優先席

先日、帰途の電車で(他に席がなく)優先席に座った。JR東日本の優先席には、「妊婦にも席を譲ってやれや」と表示があるので、今だけ特別堂々と座れるはずなのだが、何故か使用するたびに後ろめたさを感じる。おでこに「妊」とか書いておこうか、いや「肉」…

白夜行

白夜行東野 圭吾 集英社 2002-05評価 by G-Tools , 2006/10/12 全てに感想文を書かなかったが、今年は東野圭吾をよく読んだ。どれも「うまいねえ」と思いはしたが、何故かそれなりの感慨しか抱けなかった。 予想できない悪意……それが、十年ほど前にはじめて…

定本育児の百科

定本育児の百科松田 道雄 岩波書店 1999-03評価 by G-Tools , 2006/10/12 ここに来ていよいよ読む、「普通の育児書」。しかも、古典。そして、名作。育児に迷うものは来たりて読め。ここに一つの導きの星がある。 Amazonの「今売れている本・トップ100はこん…

誘惑多き浮世の年の瀬

ダイエット中である。 ちょっと前に生クリームにはまったせいか、11月の検診で「今はまだ大丈夫だけど、このままのペースで体重が増えるとよろしくない」と言われてしまったのだ。以降、辛く厳しい食事制限の日々が始まった。 まず、量を減らした。これくら…

アンモナイト発見

我が家でアンモナイト発見。 正体は、最近ホントーによく寝る猫。 あー、もうかわいいんだからぁ(デレデレ)。 飼い主は猫バカ継続発展中。

死神の精度

死神の精度伊坂 幸太郎 文藝春秋 2005-06-28評価 by G-Tools , 2006/10/12 伊坂幸太郎という人は、キャラクタ設定に恐るべきセンスがあるように思える。独特の奇妙な状況を創出してもいるのだが、やはりその作品の魅力は登場人物の性格にあろう。ある特性を…

月夜の晩に火事がいて

月夜の晩に火事がいて芦原 すなお 東京創元社 2005-01-22評価 by G-Tools , 2006/10/12 「雪のマズルカ」にも登場した、「ふーちゃん」こと山浦歩が主人公の探偵小説。出版の順序で行けば、「マズルカ」が本書の続編ということになる。 作者お得意のお国言葉…

雪のマズルカ

雪のマズルカ芦原 すなお 東京創元社 2005-10評価 by G-Tools , 2006/10/12 「ミミズクとオリーブ」で久し振りに再会した作者による、それとは全く異なる探偵小説。「ほのぼの」とか、「心温まる」とかいう描写のまるであてはまらぬ作品である。骨の髄までと…

キャベツの新生活

キャベツの新生活有吉 玉青 講談社 2005-10評価 by G-Tools , 2006/10/12 恋愛小説というものをほとんど読まない。我が家の本棚には唯川恵と江國香織が何冊かあるが、買ったのも読んだのも家人である。本人曰く、死体がゴロゴロ出て来るものよりは、恋愛小説…

嫌煙家の妄言

私はタバコの煙が嫌いである。心が狭いと言われようが、ケツの穴が小さいと揶揄されようが、とにかく嫌いなものは嫌いなんである。だいたい、肛門のサイズなんぞで寛容度を測られたくなんかないしね。 私はタバコの煙が大っ嫌いである。しかし、何かを嫌って…

となり町戦争

となり町戦争三崎 亜記 集英社 2004-12評価 by G-Tools , 2006/10/12 随分前に推薦されたものの、図書館の予約が一杯で中々順番が回ってこなかった一冊。そんなに読まれているということは、読みやすくドラマチックな小説だろう。タイトルからして児童文学か…