2006-01-01から1年間の記事一覧

今年読んだ本を振り返って

「魔王」から「九時から五時までの男」まで、読了して感想文を書いた本は88冊。子供がいるとやっぱりあんまり読めないなー、とか言えない量である。お前そんなに本読んでて、ちゃんと子育てしているのか?と疑われても仕方ない。でも、大丈夫です!ご安心く…

今年を振り返って

多くを学び、大いに反省し、また沢山の方に感謝した年だった。 学んだ中で、一番しょーもないことは……赤ちゃんはイソジン(うがい薬)のにおいがする、ということ。不思議なんだけど、当人は無論、母親もイソジンを使ってなどいないのに、何故かにおい立つあ…

うらねこの一年2006

うららは今年で4歳になった。相変わらず世界一で、しかも進歩し続けている。 私はうららさんを尊敬している。 好奇心に満ちたかん子さんが、鼻先数ミリで手を振り回しても、うららは飛んで逃げたりしない。しっぽを握られても、怒って爪を立てたりしない。た…

まとめレビュー

10月分から、読書感想文を書いておりませんでした。ということで、三か月分まとめてざざーっとアップ。長いです。 美食の道立原 正秋 角川春樹事務所 2006-02評価 by G-Tools , 2006/12/30とんでもねーおっさん。とブツブツ言いながら読んだ。もー、とにかく…

うららモテモテ説

日曜日、私はかんこさんと共に遅寝していた。うららも出窓で日光浴しながら眠っており、何やら幸福な午前8時半。 そこへ、突然ドン!と窓が叩かれた。すわ、何事ならんと慌てて窓の外を覗くと……誰もいない。こ、こわいよー。 と、そこへ再びドン!なんと、下…

うららのトモダチ?

現在の住まいを選んだ理由の一つは、出窓があることだった。別に眺望が良いわけではないが、留守番の長いうららさんの無聊を慰めるのに丁度いいだろうと思ったのだ。 さて、今日我が家に立ち寄ってくれた祖母が、出窓にいるうららを発見。何かを見つめるその…

初めての発熱

学資保険について、考えながら書こうと思っていたのだが、あれこれ商品を見ている内に収拾がつかなくなってしまった。という訳で、ちょっと寝かせてから再度検討することにした。先日のエントリーを削除し、まとまってからまた書くつもり。 * * * * * …

やりきれない

かん子さんを預けている保育所は、今までのところ中々良い印象である。 経営者は、「子煩悩」とか「子供好きを絵に描いたよう」とかいった表現からはいささか遠い感のある、飄々とした初老の男性。お役所で、腕カバーして書類を作っていそうなタイプである(…

近況

まずは、うららのことに関して、質問をいただいたので、ご回答いたします。 その後、フェンスを跳び越せるようになったのか? ずっと煮干で釣らなきゃいけなかったらどうしようかと思いましたが、その後は自主的に跳んでいます。しかし、軽々というわけには…

ちょっとだけトロい

かん子さんのはいはいが台所に及ばぬよう、「ベビーフェンス」なるものを設置した。洋間の引き戸の前に取り付けて、それ以上の進入を阻止するのが目的である。引き戸全面をカバーする幅を要したため、ゲートが開閉するタイプでは間に合わず(幅が狭い商品し…

保育園

12月から私は仕事に復帰する。転入後すぐに認可保育園の入園申請をしたが、予想通り空きはなかった。そこで、民間の保育施設を探すことにした。 横浜市は、待機児童数を減らすために、保育料・保育環境・保育時間等に一定の基準を設け、それらの基準を満たす…

9ヶ月(過去日記)

出生時 一ヶ月 四ヶ月 六ヶ月 九ヶ月 体重 3,180g → 4,180g → 6,260g → 7,425g → 8,370g 身長 51.4cm → 56.6cm → 64.2cm → 69.2cm → 70.9cm 今まで何度か「月齢の割に大きい」と言われていたのだが、そうかなあ?と思っていた。成長曲線(子どもの身長・体重…

はいはいおそるべし(過去日記)

11/6、かんこさんが初めて「はいはい」をした。 すわって、前に手をついて、その手を動かす……という動作は今までもしていたのだが、悲しいかな動いているのは手だけ、前進しているのは気分だけであった。それが、足も連動して小さく一歩前に動いた。また一つ…

過去日記 その2 引越業者にクレームあり

今回の引越で利用した業者が今一つ、いや今七つくらいヒドイものだった。陰口ではあるが、嘘偽りなく事実のみを箇条書きにして怒る。 「ダンボールを明日持って行きます」と電話があった翌日、待てど暮らせど箱が来ない。夕方5時半頃に「まだですか?」と会…

過去日記 その1 高速回線中々開通せず(本当は11月29日)

いやあ、長かった。よーやくインターネットが使えるようになった。なぜこんなに時間がかかったのか……という、不開通記録。 10月下旬 新居の契約は済ませたが、実際の引越は10日ほど先という状況で、某プロバイダのADSLプランを申し込む。新住所宛に確認資料…

噛むちから

・かん子さんの離乳食がどんどん進む。サツマイモやカボチャを柔らかくしたものをばくばく食べて、時々むせる。ゆっくりお食べよ。自分でスプーンを使うことはできないが、食後にスプーンを渡すと嬉しそうにする。ちょーかわいい。

引っ越す理由

離婚した。 誰が? 私が。私たちが。 びっくりした?私はびっくりしたよ。 一人で夕飯を食べるのに慣れた。話し掛けて返事がないのにも慣れた。目指せアパシー、と思っていた。 でも、慣れればガマンできると思っていたのに、実はガマンできないんだ、って気…

離乳食事始(今更ながら)

先週の日曜日、かん子さんの食事用椅子が届いた。 早速かん子さんを座らせて、まずはスプーンで麦茶を飲ませてみた。イヤアアア、というようなしかめっ面で、ぎゅうっと唇を閉じ、その隙間から麦茶をだらーっと全部出してしまった。味がイヤなのかな?と思い…

読書記録(2006年9月)

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉石田 衣良 文藝春秋 2006-06評価 by G-Tools , 2006/10/20 安心のマンネリシリーズ。登場人物の造形が整ってしまうと、あとはそれを誇張するしかなくなっていくのが、シリーズものの難しさだろうか。でも、…

おいしいしらすが食べたい

***以下の文章には、お読みの方の気分を害する可能性がある描写が含まれます。お食事中、お食事前の方はご注意ください。 *** 出産後、一番変わったこと……ではないだろうが、以前よりも魚が好きになった。アロワナを飼い始めました、とかではなく、勿論食べ…

うさこの病院 その二

おでこのあざの診察を受けるべく、帝京大学病院から紹介してもらった、虎の門病院の皮膚科に行ってきた。 政治家が入院しているだとかで名前を耳にしてはいたものの、なんとなく小さい病院だと思い込んでいた。とんでもない、大病院である。入った途端にまず…

かん子さん7ヶ月(あるいは 「うわわー」)

21日でかん子さんは7ヶ月児になった。 ここ数週間の成長にはめざましいものがある。床に座らせると重たい頭を持て余し、後ろにぐらっと倒れるか、前にばたっと倒れるかという状態だったのが、がっちり腰が据わって自力で座れるようになった。 喃語(なんご)…

かん子さん200日(あるいは ちょっと不調な九月)

ちょっと調子を崩している。書くどころか読む方もままならず、今月になってからまだ一冊しか本を読んでいない。うーん、私としてはちょっと異常事態だ。 そんな中でも子は育つ。かん子さんは先日生後200日目を迎えた。生まれてから半年が過ぎたのだ。あっと…

読書記録(2006年8月)

赤ちゃんごはん日記―「離乳食」はいらない向山 昌子 晶文社 1996-10評価 by G-Tools , 2006/10/20 「食」に重点を置いた、子育てエッセイ。子供を持つなんて考えてもいなかった女性が、自分の時間を子供の「ごはん」(母乳・母乳のための食事・離乳食・普通…

夏の終わりの雑感

ベランダで育てている青紫蘇にイモムシを発見。心の中でギャーと叫びながら(顔は楳図かずお風)、割り箸で取ってビニール袋に入れ、台所のゴミ箱に捨てた。長さ3-4cmだったが、けっこう力が強いのか、葉から引き剥がすのはタイヘンだった。 数日前に、何…

保育園ブルー

「待機児童」という言葉がある。これは、認可保育所への申し込みをしたものの、施設が不足しているために入所ができない児童を指す。この資料によれば、東京都の待機児童数は5,221人。少子化だー問題だーと一部の人が騒ぐ割には、5,000人以上の子供の親が困…

不思議なひとみしり

両親の家に5泊してきた。祖母に会いに行ったり、友人が会いに来てくれたり、中華街に繰り出したりと活動的に過ごし、帰ってきたら体調不良。なんかダルイな〜、と思っていたら片方のおっぱいにしこりが出来て、乳腺炎っぽくなってしまった。かん子さんが体重…

突発性夏休み

家人が急に言うのである。 「君も夏休みを取ったら?」 「も」も何も、当人には夏休みなどない。それに、私は既に育児休暇を取得しているので、夏季休暇まで取ったら二重取りであると言ったが、家人はなおも言う。 「実家に何日か泊まってきたら?」

離乳食どうしましょう

歯が生えてきたので、そろそろ離乳食のことを考えることにした。ここで、すかさず本を読むのが私である。いいんだか悪いんだか。 まず、実用書を購入した。村上祥子の電子レンジでらくチン離乳食―30秒チンで、ハイ、できた!村上 祥子 主婦と生活社 2003-12by…

読書記録(2006年7月)

試験に出るパズル―千葉千波の事件日記高田 崇史 講談社 2004-08評価 by G-Tools , 2006/10/20 論理パズルをストーリーの中に埋め込んで、推理小説を偽装している「パズル小説」。「いつでも嘘をつくAと、いつでも正直なBと、交互に嘘と事実を言うCがいる」と…