五ヶ月児は歩けない。匍匐前進もできない。しかし、仰向けになったまま、足の裏で床を蹴って移動することができる。ぐいぐい動く。 それなのに、愚かな私は、大人用ベッドの上にかん子さんを置いて、その場を離れてしまった。風呂上りのミルクを用意する、ほ…

かん子さんに歯が生えた。下の前歯が二本、薄く小さな乳歯が頭を覗かせている。 今日はずいぶん泣くなあ、と思っていたのだ。いつもなら、「うえーん、うえーん」とか言っていても、抱き上げるとすぐに泣き止む。抱いている本人には見えないが、その肩の上で…

「真っ当な日本人の育て方」という本を読んだ。図書館の新刊の棚で見た時から、読んだらムカついたり落ち込んだりするんだろーな、と分かっているのに手に取ってしまった。なんでかしら。私はマゾなんでしょーか？真っ当な日本人の育て方田下 昌明 新潮社 20…

7月13日はうららの誕生日である。日頃の感謝を述べ、いつもよりちょっとだけお高い缶詰（Ciaoとりささみとサーモン）を出した。おいしそうに食べてくれた。よかった。 先週、うららのあごに、何かシミのようなものが見えた。以前肥満細胞腫が出た部位である…

常に受け狙いの私の人生。かん子さんをもあっと言わせたいものである。常日頃、歌い踊ったり、絵本を読んだりと努力(?)を怠らないが、ついついモノにも頼ってしまう。 そんな訳で、最近入手した赤ん坊グッズの数々をご紹介しよう。 まず、友人（一児の母・も…

かん子さんのおでこにあるあざ（うさこ）を診察してもらうため、帝京大学付属病院の皮膚科に行った。あざの治療に関して評判がよく、また比較的家から近いという理由で選んだ病院である。 大きな総合病院だから、さぞや待たされるであろうと思ったのだが、受…

今週、家人の誕生日があった。休職中でビンボーな私を慮り、家人は「今年はプレゼントとか考えなくていいからね」と言ってくれた。 しかし、最近仕事も忙しく、ストレスが溜まっている家人をちっとは労わろうかなーと思わぬでもない私は、こっそりと買物に出…

CSI:科学捜査班―コールド・バーンマックス・アラン コリンズ Max Allan Collins 鎌田 三平 角川書店 2006-02評価 by G-Tools , 2006/10/20 ラスヴェガス市警科学捜査班の活躍を描くシリーズ三作目。なんと「吹雪の山荘」ものである。トリックや動機などより…

使ってみて初めて分かったのだが、ベビーカーというのは実に扱いづらいものである。私が特に不器用だってのもあるんだろうけど、それを考慮しても依然として操縦が難しい。あっちへフラフラ、こっちへヨロヨロ、どうにも思う方向へスムーズに進めないのだ。…

今日、かん子さんの3-4ヶ月検診があった。 出生時 一ヶ月 四ヶ月 体重 3,180g → 4,180g → 6,260g 身長 51.4cm → 56.6cm → 64.2cm 出生時から体重は倍近く増え、身長も10cm以上伸びた。育ったものだ。まだまだ大きくなるんだから、こどもって面白いなあ。

我が家一の美女。あんまりキレイすぎてジェラシー。

朝、ラジオを聴いていたらこんな話題があった。 チンパンジーに権利を!スペイン国会議員らが人権ならぬ「猿権」確立へ動く! 見出しだけで内容は推測できると思うのだが、「大型類人猿は人間と98％共通するDNAを持っているのだから、人間と同様に遇するべきだ…

サッカーの話題で何故かよく聞く、Pet Shop Boysの「GO WEST」。何故サッカーと関連付けられるのかも知りたいが、それ以上に「go west」という成句の持つ意味が気になって仕方ない。 だって、「go west」って「死ぬ」だよ。ゴ〜ウェ〜ストって歌うと、「死〜…

色々買っちゃいました。しかも、以前には全く好きでなかったファンシーなものまで……。シックなグッズでシンプルに揃えるんだ！と思っていたのですが、子供の目には、ポップな色、はっきりしたコントラストのものが良いらしいので。

コーデックスレヴ グロスマン Lev Grossman 三川 基好 ソニーマガジンズ 2006-03by G-Tools , 2006/10/19 先日「読書感想文のまとめ」の中で、「コーデックス」を「残念ながら★三つ止まり」と評した。しかし、読み終えて2週間ほどたった今、この本のことばか…

6月1日、かん子さんは誕生から100日目を迎えた。五月半ばに首が据わり、今週には目で見たものを手で触れるようになった。来週には座り、来月には歩き、来年には大学受験が控えているなんてことはないが、ゆっくりとしかし確実に成長しているようだ。

読書感想文がどーにも書けないので、月ごとに〆てまとめることにしました。今までに書いたものもあるけれど、覚書としてとりあえず全部アップ。

乳児を持つ母親は、自然と引きこもりになりがちである。出掛けるとしても、せいぜい近所に買物に行く程度。そうなると、外見に気を遣う度合いも減るというものだ。少なくとも、私はそうなりやすい。半分部屋着みたいな格好でうろうろしがちである。口紅を塗…

サッカーに疎い私ですが、今年ドイツでワールドカップがあることくらいは知っています。最近日本代表のメンバーが選ばれたことだって、ニュースで見ました。変なヒトだと聞いていた久保選手が代表から漏れたのが残念です。年下だなんて信じていません。 とこ…

東京は夏日のち驟雨、のち夕焼け。

もう戻って来てますが。 自宅の室内工事が入るため、先週末私の実家にかん子さんと二人で避難していました。（うららは移動する方がストレスなので、隠れ場所を用意してお留守番。）金曜の夜に車で出発。私は出産後初の遠出。かん子は産まれて初めての長距離…

スパムメールが毎日のように来る。過去に自分でメールアドレスを明かしてしまっているため（別に変な所に出してる訳じゃないぞ）、自業自得なのだが、それでも腹立たしいことに変わりはない。 「サンダーバード」というスグレもののメーラーのお陰で、自動的…

最近のかん子さん。 ・一人赤ん坊語でしゃべる時間が長くなる。何を言いたいのかは、さっぱり分からない。時々意味不明語でしゃべりながら「しゃっくり」を織り交ぜるので、ヨッパライのようである。 ・「アルプス一万尺」を歌うと嬉しそうにする。「ドナド…

先日、家人の両親宅に「振り込め詐欺」の電話があった。 午前中に掛かってきたその電話の主は、自らを「鉄道警察」と名乗り、「息子さんが新宿駅で逮捕された」と告げたらしい。それを聞いた家人の父は、まず事件発生の時間を確認した。相手が「朝の8時半ご…

聖骸布血盟 上巻フリア・ナバロ 白川 貴子 ランダムハウス講談社 2005-09-15評価 by G-Tools , 2006/10/19 上下巻、727ページ。二日半掛けて読んだ、久し振りの長編小説である。 しかし……すんげーつまらなかった。以下、恨みをこめたネタバレ全開の感想。

誰も寝てはならぬ 5 (5)サラ・イネス 講談社 2006-04-21 by G-Tools , 2006/10/19 愛読しているマンガの最新刊が出た。 大阪出身・東京在住の二人の男を中心に、彼らの日常をダラダラと描く、非常に肩に力の入らぬストーリー。変人揃いの登場人物（および猫…

先日、かん子さんがうわああんとぐずっていた。そこへ、ラジオからオルゴールのメロディが流れ、彼女はふと叫ぶのをやめて耳を澄ますような表情を見せた。おお、オルゴールというのは子供の気持ちを落ち着かせるのか、と思い、家の中を探したけれども、我が…