私のワールドカップ

　サッカーに疎い私ですが、今年ドイツでワールドカップがあることくらいは知っています。最近日本代表のメンバーが選ばれたことだって、ニュースで見ました。変なヒトだと聞いていた久保選手が代表から漏れたのが残念です。年下だなんて信じていません。
　ところで、私を知っている人には周知のことですが、私はいい男が大好きです。男は顔だよ！と思っています。（「いい顔」の基準が独特だとも言われますが。）サッカー選手では、古くはビスマルク、最近では闘莉王の顔が好きです。宮本選手はカッコいいですが、好みではありません。ブッフバルトも好きですが、選手じゃないですね。


　先日、TVを見ていたら、ある代表選手の話題を取り上げていました。見るでもなく見ていたら、どえらいいい男が映っているではありませんか。
　長身をダークスーツに包み、「目の上に怪我をしているので」とサングラス姿。ちょっとー、誰誰？とTVをかじりながら見ていると、現れた名前は「中澤選手」。アレ？この人なら知ってるぞ。


　このジャンプしてる、髪の毛がスゴイことになってる人だ。ちょうど一年前に試合を見に行って、この写真を撮ったんだ。この時は別に何とも思わなかったんだけどなあ……。よほどブッフバルト監督の方がかっちょよく見えたよ。ダークスーツがビシーッと決まって……アレ？もしかして、私は「スーツ姿」に萌えているだけ？


　私の父は、ネクタイをする必要のない職場に勤めていた。家人も、毎日がカジュアルデーである。自分の勤務先にも、スーツ姿は社長くらいしかいない。私にとっては、男性の背広姿というのは「ハレの日」の服装なのだ。ダークスーツに身を包んだ男性を見るとはしゃいでしまうのは、非日常という祭りを感じ取るからに違いない。きっとそうだ。
　そんな訳で、相変わらずサッカー音痴ではありますが、日本代表が好成績を挙げて、選手たちがスーツを着るのを楽しみにしております。なんならスーツ姿でサッカーしてほしいくらいであります。眼福、眼福。


　今度、普通の日に家人にスーツ着てもらおうかな。これってコスプレ？