うさこの病院



かん子さんのおでこにあるあざ(うさこ)を診察してもらうため、帝京大学付属病院の皮膚科に行った。あざの治療に関して評判がよく、また比較的家から近いという理由で選んだ病院である。
大きな総合病院だから、さぞや待たされるであろうと思ったのだが、受付から1時間もしない内に診てもらうことができた。平日で、空いていたのが幸いしたようだ。
診察の結果は以下の通り。

  • レーザーではなく、切除をすることになる。
  • 切除は全身麻酔になるため、手術の実施は1歳以上を推奨する。
  • レーザーでも治療は可能だが、

 ・全ての治療には、かなりの年数を要する。
 ・皮膚の色が取れても、そこに生える剛毛だけが残ってしまい、それはそれで問題。

  • 切除して、周囲の皮膚を寄せて縫い合わせることになるだろう。
  • 横に切って上下の皮膚を縫い合わせると、眉が上に引っ張られてしまう。縦に切って左右を合わせると、今度は眉が短くなってしまう。どういった手段を取るかは、充分な考慮を要する。
  • 帝京では、この症例の施術例が少ない。より経験豊富な医者がいる他院(虎の門病院)を薦める。(紹介状を書いてもらった。)
  • 今日明日悪くなるものではないから、あせる必要はない。



ということで、後日虎の門病院へ行くこととなった。「虎の穴病院」じゃなくってよかった。
そうそう、今日もかん子さんはずっとイイコでした。