噛むちから

・かん子さんの離乳食がどんどん進む。サツマイモやカボチャを柔らかくしたものをばくばく食べて、時々むせる。ゆっくりお食べよ。自分でスプーンを使うことはできないが、食後にスプーンを渡すと嬉しそうにする。ちょーかわいい。



・10/17、突然上の前歯が四本生える。10/19、下の前歯の四本目が頭を出す。八本の前歯が三日で揃う驚き。このパワフルな前歯で、色んなものをよくかじる。うさぎちゃんも、ハイこの通り。指を噛まれたりすると、すごーく痛い。しかし、奥歯はまだないので、食事の時は専ら舌と上あごを使って食べ物をつぶしている。モグモグしてはいるけれど、口の動きはおっぱいを飲む時と余り変わらないのだろう。


・ある日、かん子さんがオカズ（かぼちゃとさつまいものうらごし）をちょっと残した。「もういらない？じゃあお母さんもらおうかな」と、私が最後のひと匙をなめようとすると、そこへうららさんがやって来た。冗談で「食べる？」と差し出すと、ふんふんとにおいをかいで……ぺろりと食べた。カボチャとサツマイモだぞ、猫さん。芋たこ南京という言葉もあることだし、今度機会があったら蛸も食べるか聞いてみよう。


・今まで作った離乳食メニュー。柔らかカボチャ、柔らかサツマイモ、粉砕茹で小松菜、みじん切り茹でホウレンソウ、とりササミとニンジンのペースト。はっはっは、なんてバリエーションが少ないんだ。この他に、絹豆腐とゆで卵（卵黄のみ）も一度ずつ与えてみたが、どうもお好みではないらしい。もーちょっと種類を増やすべく、精進せねば。



・ベビーフードというものを若干バカにしていたのだが、とんでもない浅慮であった。いやあ、便利便利。多様な材料を使い、ちょこっとの量をごく薄味で調理して……とか真面目にやろうとすると大変である。持ち歩いてお弁当にしようとすれば、衛生面が不安である。その点、瓶詰めベビーフードはありがたい。様々な食材を食べやすく調理してあり、衛生面でも問題ない。サンキュー、キユーピー。


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来週引っ越します。みなさん色々心配してくださって、ありがとうございます。生まれ育った町に戻って、かん子とうららと三人（1.75人？）でがんばろうと思います。
短期的目標は、全員元気に新年を迎えること。中期的目標は、かん子さんが歩けるようになったら家族旅行をすること。長期的目標は……なんだろう。「いい人生だった！」ってダイイングメッセージを残せるようになること、かなあ？