うららのトモダチ?

nekonomimi2006-12-20



現在の住まいを選んだ理由の一つは、出窓があることだった。別に眺望が良いわけではないが、留守番の長いうららさんの無聊を慰めるのに丁度いいだろうと思ったのだ。
さて、今日我が家に立ち寄ってくれた祖母が、出窓にいるうららを発見。何かを見つめるその視線の先を見てみると……
なんだか変わった柄の猫がいる。丸い顔だけ見れば、ごく普通の茶トラ。しかし、体はアメリカンショートヘアっぽい渦巻き柄(クラシックタビー)で、半端な長さの毛は密度が高く、モコモコである。今まで別の猫に会うと、怒るか怯えるかだったうららが、ずいぶんと落ち着いた態度でただひたすらお見合いしていたらしい。
やじうま心に溢れた祖母は、早速カメラを持ち出して見詰め合う二匹を撮影(上写真)。そして、溢れる猫バカ心でもって「おいでおいで」と呼びかけると、なんとこの猫はトコトコと寄って来て、触り放題のサービスタイムが始まったそうな。人懐っこさといい、毛皮の清潔さといい、おそらくはどこかの飼い猫であろうとのこと。
祖母は「うららに彼氏ができたわよ!」とか言っていたが、雌雄の確認はしていないらしい。どっちにせよ、結構な美形である。うららよ、お前も面食いか。

尻尾のフサリ具合も、うららといい勝負だ。エリマキこそないものの、後姿はクロテンのコートを着たご婦人みたいだし。
今度遊びにきたら、家の中にお招きしようかなー。