うららモテモテ説

nekonomimi2006-12-26

日曜日、私はかんこさんと共に遅寝していた。うららも出窓で日光浴しながら眠っており、何やら幸福な午前8時半。
そこへ、突然ドン!と窓が叩かれた。すわ、何事ならんと慌てて窓の外を覗くと……誰もいない。こ、こわいよー。
と、そこへ再びドン!なんと、下から猫が飛んで来て、窓に体当たりしているのであった。見れば、先日の「うららの彼氏(性別不明)」のトラネコである。なんだよう、随分と積極的じゃないの。


すばやく着替え、カメラ片手に表に出ると、なるほどトラネコは足下でごろんごろんと転がり、にゃあにゃあと鳴くのである。君、もーちょっと知らない人を警戒しなさい。





にゃーにゃーごろごろ。視線の先は、出窓のうらら。


変な猫だなあ、と思いながらシャッターを切り、失礼ながら股間を注視したが……雌雄は判然としない。タマタマはないようだが、タマタマ見えないだけなのか、女の子だから当たり前なのか、よー分からん。恋慕か友情か、どっちにしても、朝早くからジャンピングアタックするくらい、うららのことが好きなのか。
しかし、うららさんは窓アタックの時から泰然自若、まるで動じず、相手にもしていないのだった。トラネコや、ちょっとこれは脈がないんじゃないかな。