離乳食事始(今更ながら)

nekonomimi2006-10-02



先週の日曜日、かん子さんの食事用椅子が届いた。
早速かん子さんを座らせて、まずはスプーンで麦茶を飲ませてみた。イヤアアア、というようなしかめっ面で、ぎゅうっと唇を閉じ、その隙間から麦茶をだらーっと全部出してしまった。味がイヤなのかな?と思い、次にミルクを同じように飲ませてみた。反応は同じ。口にスプーンを入れられることが不快なようだ。


一般的には、離乳食を五ヶ月頃から始めると言う。のんきな私のせいで、二ヶ月以上遅い開始ということになる。今頃こんな状態では、先々どうなることやら……とやや不安にも思ったが、一生哺乳瓶を抱えている人間もいるまいと気楽に構えることにした。
能天気が幸いしてか、かん子さんは一日でスプーンを克服した。「ならし」が必要かと思って、水っぽいものから始めたのだが、それがどうも余分だったようだ。試しにゆるーいおかゆを与えてみたところ、半分ほどダラダラ出してしまいはしたが、麦茶を与えた時よりは飲み込む量が増えた。その量が毎日じわじわと増える。薄めた糊みたいでさらさらだったおかゆも、米粒が分かる程度になった。食べようとしてスプーンに噛み付いていたのが、唇をうまく使って、上に乗ったものだけを食べられるようになった。こんな風にして一週間で、「離乳中期」の状態まで来た。案ずるより食うが安し。


友人に頂戴したカエルセットでお食事(写真)。
おいしく楽しく、色々食べよう。来年の今頃には、何を食べているのかな?