2007-09-29 覚書2 book review 最近読了。メモばかりが溜まって行く……。名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)クレオ・コイル 小川 敏子 ランダムハウス講談社 2006-10-02評価 by G-Tools , 2007/09/29直感だけの主人公・ペラペラ喋る犯人・主人公に熱を上げる男は全員セクシー……などのあまりにステレオタイプな「女性向けミステリ」としての作りは気に入らないが、レシピも挿入されるコーヒーはおいしそう。「エスプレッソはじっくり淹れるべし」などの薀蓄も興味深い。続編は読むかなあ?フォントサイズからストーリーまで、全然疲れる要素がない小説だから、しんどくて退屈な時にはぴったりかも。 マジック・フォー・ビギナーズ (プラチナ・ファンタジイ)ケリー・リンク 柴田 元幸 早川書房 2007-07評価 by G-Tools , 2007/09/29こっちは、ちょっとでも疲れていたら読めないような作品。というか、読むのに体力がいる。ファンタジーに分類されているようだが、幻想文学とでも言う他ないような作風である。ああ、疲れた。