「地球に優しく」

<離婚>地球環境に悪影響 世帯数増や電力増で…米大学研究
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071204-00000041-mai-int
「離婚は地球環境に悪影響を与える」−。米ミシガン州立大の研究者らがこんな研究結果を3日発表した。離婚によって世帯数が増え、居住スペースや電力、水の消費量の増加をもたらすと主張している。研究結果は米国の有力学術誌「科学アカデミー紀要」に掲載される。研究者らはAP通信に「離婚を批判しているのではない。複数で住む方が効率がいいということだ」と話している。 


同大の研究者らによると、複数の人が同一の家電製品などを使用する婚姻世帯よりも離婚世帯の方がエネルギーの利用効率は低い。離婚が増えれば必要な住居数も増えるため、建設用地や資材もより多く必要になる。


米国の場合、離婚世帯のエネルギー利用効率が婚姻世帯と同じであれば、05年に約730億キロワット時の電力と、約2兆3730リットルの水が節約できた計算になるという。


米国やブラジル、ギリシャ南アフリカなど11カ国の1998〜2002年のデータを分析したところ、離婚世帯の平均居住人数を婚姻世帯並みにした場合、世帯数は計740万戸少なくなるという。一人あたりの部屋数は離婚世帯では婚姻世帯に比べて33〜95%多かった。
12月4日11時26分配信 毎日新聞

地球にも愛を、結婚や離婚の記念に木を植えて温暖化対策、インドネシア
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2320752/2423757
インドネシアの国営アンタラ(Antara)通信が3日報じたところによると、ジャワ(Java)島のスラゲン(Sragen)ではこのたび、新しく結婚するカップルまたは離婚する夫婦を対象に、植樹が義務化されたという。愛情をちょっと地球におすそ分けし、地球温暖化対策に貢献しようという試みだ。


報道によれば、結婚予定の人はチークやマホガニーといった広葉樹の苗木5本を植えなければならない。苗木は自分たちで用意するか、2万5000ルピア(約300円)で買って、結婚式の立会人に提出する。その後、苗木を受け取った当局が植樹するとしている。


一方、離婚する夫婦の場合は、苗木25本か4万ルピア(約470円)を寄付しなければならないという。


当局者はアンタラ通信に対し、「寄付金は苗木の購入に充てられ、購入された苗木は夫婦の住む地域に植えられる。地球温暖化対策の一環と位置づけている」と説明している。
2007年12月03日 17:23 発信地:ジャカルタ/インドネシア AFP

以上二つの記事を読んで思ったこと。

  • 世の中には色んな研究をしている人がいるもんだ。
  • 「離婚によって世帯数が増え、居住スペースや電力、水の消費量の増加をもたらす」ってことだけど、結婚で新しい家庭を築いても増えるんじゃないか?子供が独立しても増えるし、愛人を囲っても増えるし、単身赴任でも増える。ビル・ゲイツが新しい別荘建てても増えるぞ。ワンルームマンションの建設は、すごくアンチ・エコだな。
  • でも、わざわざこれを扱うってことは、離婚が世帯数増加の最大要因なのかな?
  • 結婚してもそれまでの住居に住み続けるのが一番効率的だな、うん。別居婚エコ説。または、集団生活婚だな。寮みたいな場所に、家電共有で複数の家族が暮らす。独身寮じゃなくて、既婚寮とかどうかな?絶対に入寮したくないけど。
  • でも、そんなことに配慮して人生の一大事を決める人はいないだろうなあ。「環境に悪いから離婚しない」とか、「環境を考慮してウチの両親と同居してくれ」とか。
  • とまあ、なーんか納得行かないアメリカ発に比べると、インドネシア発の方は中々良い。植樹が地球環境にどれほどの効果を持つのか、なんてことはさておき、記念になる。離婚記念植樹もいい。自分の離婚で植えられる樹木があると思えば、些少ではあるが気分も晴れる(ような気がする)。
  • でも、離婚だと苗木5倍はちょっと……多いよ。
  • 離婚記念はもう今更だけど、かん子さんの誕生日にでも記念植樹しよう。キンカンがいいかな〜、ブルーベリーがいいかな〜。
  • 現在、国連気候変動会議がインドネシア、バリ島で開催中。スラゲンのユニークな試みは、これに合わせたものなのだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071203-00000088-san-int