ゆらゆら

　最近、姉がかん子に「ベビービョルン ベビーシッター」というものを買ってくれた。これが実に便利なのである。
　詳しくはリンク先を見ていただくとして、あえて乱暴に言うならば、これは「斜めになったハンモック」のようなロッキングチェアである。
　最近睡眠時間が短くなったかん子さんはダッコが大好きである。しかも、座ってダッコしようとすると、いかなセンサーが働くのか不満げに泣く。だがいーかげん重い（5.4kg）ので、ずっと立っていると私がヨロヨロになってしまう。
　そこで、このイスの登場である。これでユラユラすると、不機嫌な内は「なによ、こんなんでごまかされないわよ」という様子だったのが、「お、これはこれでなかなか」という顔になり、徐々に落ち着きおとなしくなる（ことが多い）。ヤダヤダ！とじたばたすると自然に揺れるので、「おや？」という表情で静かになることもある。ああ、なんと助かる便利グッズ。
　コレを見た父が「大人用が欲しい」とか言っていたが、成人の体重を支えるためには恐ろしく巨大なシロモノになりそうである。しかし、あったら気持ち良さそうだなあ……。


　今までは脚付きのクーハンやベビーベッドに寝ていたので、うららはかん子さんに近付きようがなかった。だが、これは床に置いて使うものなので、うららとかん子の目線レベルが同じくらいになる。親近感が増したようだ。